ブログのアクセスを増やすことは実はそんなに難しくありません。
ある程度のSEO対策に関する知識を持っていれば、50記事程度のブログを書くだけでも格段にブログのアクセス数が変わると思います!
経緯としては、私が2018年8月からWebサポート事業をさせていただいているのですが、そこでブログのSEO対策に関するご依頼があり、どのようにすればブログのアクセスアップができるかを本格的に勉強を始し始めたことがきっかけです。
様々なところから情報を収集して、自身のサイトでもブログを書いてみることで、2019年1月にスタートさせたサイトを約1年間で150万PV達成させることができました。
そこで本日のテーマは、
- ブログのアクセスがどのように増えていったのか
- 実際にブログのアクセスを急激に増やした方法
- 少ない本数のブログでも検索上位に表示するSEO対策
について解説をさせていただきたいと思います。
ブログのアクセス数の推移をご紹介
インターネットで、ブログのアクセスアップをさせる方法を探していると自分が達成したことではなくて他人の成功事例を紹介している記事が多いです。
この記事では、私が実際にブログのアクセスを増やした方法と経緯をまとめているのでぜひ参考にしてくださいね。
以下、実際にグーグルのアクセス解析のデータを公開します!
まずは2019年1月にサイトを開設して、ブログを書き始めた2019年2月のデータです。
1ヶ月の合計クリック数292回、表示回数は7370回となっています。
闇雲に書いていたブログの構成を統一して、ある程度見栄えの良いサイトになった3月のデータです。
1ヶ月の合計クリック数610回、表示回数は24100回となっています。
SEO対策の効果が出てきて、検索の1ページ目に記事が出始めた4月のデータです。
1ヶ月の合計クリック数1558回、表示回数は49200回となっています。
予定していた約50記事を書き終え、サイトのボリューム感が出てきた5月のデータです。
1ヶ月の合計クリック数2727回、表示回数は54700回となっています。
この結果、2月まではウェブからのご予約が1ヶ月間で3件しかなかったサイトが、5月には33件まで増えました。
ブログを約50記事書いたことは月間30件の予約を生み出したことになります。
これなら、どんな広告を打つよりも効率がいいですよね!笑
ブログのアクセスを急激に増やした方法
それでは、実際にブログのアクセスを急激に増やした方法をご紹介します。
まずアクセスを増やすためにはたくさん記事を書くことも重要ではありますが、それよりもGoogleが好む内容の記事を書くことが大切です。
Googleの好む記事とは、情報満載の辞書のような長文ブログではなく、ガチガチにキーワードを盛り込んだSEO記事でもなく、カスタマーファーストの「良質なコンテンツ」だと言われています。
この1点だけを意識してブログ執筆をしてみましょう!
Googleに好まれる「良質なコンテンツ」の作り方
Googleが好む良質なコンテンツとは、「読み手が知りたい情報を無駄なく提供している記事」となります。
私の場合はハワイのツアーに参加してもらうことが目標なので、その記事を読んで「行きたい!」と思わせる文章を心がけました。
もっと具体的に言うと、ハワイでは主にノースショアのツアーをしているので、ノースショア観光の目玉である「ハレイワタウン」のキーワードを狙いました。
このキーワードに対して読み手が求めているものは「ハレイワタウンのオススメスポットがたくさん紹介されている記事」です。
その需要に対してライティングをした結果、「ハレイワタウン」と検索すると1番トップに「ハレイワタウンの人気スポットTOP10【絶対に外せない定番&穴場をご紹介】」が表示されるようになりました。
もちろん全ての記事がこんな風にうまくいく訳ではありませんが、書いても順位が上がらないならば、上位に表示されている記事よりも良いものに書き直していけばいつかは1位になります。
書いたものを修正して、順位が上がったらそれはGoogleが良いと認めたものなのでそれで保存し、逆に順位が下がったならあまり良くなかったと言うことで前のものに戻すという行程を繰り返します。
ブログの記事を書くおすすめの頻度とコンテンツ量
ブログを投稿する頻度や1つの記事のコンテンツ量、外部リンクはSEO対策に影響するのでしょうか?
ブログを投稿する頻度は1日1記事程度が理想
実は、以前のSEO対策は「量>質」でした。
なので、1日10記事書いた人は、1日に1記事しか書けない人よりも明らかに結果が出やすい状況でした。
そうして登場したのが、1日に大量の記事をアップするポータルサイトです。
大量のボリュームがあるサイトが検索上位に来やすいのであれば、記事の質は低くても大量にページがあった方が良いということですね。
最近はGoogleのアルゴリズムが優秀になってきたので、ちゃんと良い記事は良いと判断され、質が本当によければ1記事でも評価される環境になりました。
なので、私は2日に1記事で、3ヶ月で約50記事という感じでしたが、ちゃんと検索上位に表示されたことで証明できてますよね!
本当の理想は1日1記事くらいは欲しいですが、キツくて続かなくなってしまう方がもったいないので、結論としては自分が無理なく書ける範囲でいいと思います。
記事のコンテンツ量は長くても意味はない
コンテンツ量が多い記事が検索上位に来やすい時期もありました。
様々なコンテンツがあるページをGoogleが評価していた結果、辞書みたいな記事が増えてしまいました。
読み手を意識していないコンテンツは良くないということで、これも対策されて現在は「記事が長ければ良い」ということは無くなりました。
だらだらと長い記事を書くとそれも逆効果になるということで、書き手としては嬉しいですよね。笑
理想の長さは、メインコンテンツ2〜3個に、メインコンテンツに対するサブコンテンツが3個くらいが長すぎず読みやすいのではないでしょうか?
5〜10分くらいで読める記事が理想だと思います!
外部リンクを大量に貼る行為はむしろ評価を下げる
至る所にキーワードばかり書かれたページを見たことはありませんか?
実はこれも以前は有効なSEO対策でした。
あえて文字が見えないように白い背景に白い文字でたくさん記述しているサイトもありましたね。
もちろん現在でも検索に引っかかるように「キーワード」を設定する項目はあります。
でもこれは年々効果が少なくなってきていて、現在では設定してもしなくてもほとんど効果が変わらないくらいのものになっています。
キーワードは設定しても10個以内程度、それ以上は逆効果になってしまうということを覚えておくと良いと思います!
SEO対策に最も有効な3つのこと
次に、実際に私がブログのアクセスを伸ばすためにやったSEO対策の中で最も重要だと感じたことをまとめてみました。
たくさんある対策の中で、以下の3つでほとんど全てをカバーできると思うくらい有効な対策です!
狙うキーワードを決める
なんとなく記事を書くのではなく、始めにどのキーワードを狙うかを決めます。
そうすることでキーワードに沿ったブレない記事を書けるからです。
私の場合、キーワードは狙いたい順に「ハワイ」、「ノースショア」、「ハレイワタウン」でした。
「ハワイ」と「ノースショア」と言ったビッグキーワードで検索上位表示できたらもちろん最高です。
でも、それはなかなかハードルが高いので、キーワードの難易度を下げ、「ハレイワタウン」を狙っていくことにしました。
キーワードの難易度を下げると書く内容も限定されるので、より読み手が求めている文章が書きやすいという利点もあります。
関連したキーワードを狙って記事を書く
1つのキーワードではなく複数のキーワードをリンクなどで関連づけて書いていくことで検索上位を取ることができます。
例えば「ハレイワタウン」であれば、その街にある有名なお店である「松本シェイブアイス」や「サーフアンドシー」、「ジョバンニ」などにキーワードを広げつつ記事を書いていくことが重要です。
キーワードを抑えつつ、様々な関連記事を書いていくことで、よりその内容に特化したブログであるとGoogleに認識される可能性が高まります。
そうすると最終的に狙っていたキーワードである「ハレイワタウン」の検索順位が押し上げられる結果となります。
グーグルサーチコンソールで順位を確認する
ブログを書きっぱなしの方がとても多いのですが、記事というのは書けば終わりという訳ではありません。
むしろ、Googleの希望に沿った記事に少しずつ修正していくことこそブログライティングの最重要項目です。
しっかり順位を確認して、伸び悩みの原因を追求し、リライトすることでアクセスが飛躍的に伸びてきます。
ちなみに記事を書いてから、ちゃんとした検索結果に反映されるまでに2ヶ月程度かかります。
ですので、1回記事を書いたら、細かい誤字脱字の編集などはするにしても、それ以外は2ヶ月は放置して、その後にリライトするという流れが良いと思います。
順位が下がってしまった記事、全然上がってこない記事を修正できれば、「頑張って書いたけど全然見られていない記事」を無くすことができますね!
グーグルサーチコンソールは無料で使えるツールなので有効活用してくださいね。
慣れたり、規模が大きくなったら、有料の高機能のキーワード測定ツールも利用してみましょう。
私はランクトラッカーというツールを使っていますが、非常に優秀なのにコスパも良いのでおすすめです。
ブログのアクセス増やしたいなら小さいマーケット
ブログのアクセスを上げる1番の近道は、強敵と戦わないことです。
大手企業はビックキーワードに対してお金をかけてガチガチのSEO対策をしています。
個人でも企業に対抗できる時代にはなって来ましたが、そんな大変な思いをするよりも勝てる市場で勝負をすれば良いと思います。
自分が得意な分野で勝負をする
私の経験上、個人でもトップを狙えるのは以下の3点です。
- 自分が大好きなことで他の人よりも知識を持っている
- 自分で経験していて苦労したり、努力したこと
- 小さくてライバルがいないマーケット
例えば、これを私の経験に置き換えてみます。
- 世界40ヶ国以上を旅したことがあるので、旅に関するブログは書くのが得意!
- ECサイト販売をずっとしてきているので、そのノウハウに関しては詳しい!
- ずっとハワイに住んでいるので、誰も知らないような穴場ビーチやB級グルメを知っている!
こういう自分が経験したことだったり、好きなことというのは何も調べずに自分の思い付きのまま書けるのでやりやすいと思います。
また、比較するために他の記事を参考にしても、自分の意見を中心に記事を書いているので芯がブレなくて読みやすい文章が書けます。
そういう意味で、自分の得意な分野で勝負をすることが非常に重要です。
ロングテールのキーワードを狙う
上記で説明したように「ハレイワタウン」というシングルキーワードで1位を取れればラッキーです。
でも、キーワードの競合が強くて1位を取れない場合は、切り替えてロングテールのキーワードを狙うことも重要になります。
例えば、上記の場合は「ハレイワタウン 観光」、「ハレイワタウン おすすめ」のように2つのキーワードを掛け合わせて狙っていきます。
2個のキーワードの掛け合わせでも難しければ、「ハレイワタウン ガーリックシュリンプ 店舗」などのように3個のキーワードの掛け合わせにする。
このようにしてマーケットを小さくして行けばいつかは必ず1位を取れるようになります。
SEO対策をしてブログのアクセスを上げよう!
以上、ブログのアクセスを1年で150万PVにした方法はいかがでしたでしょうか?
この記事で書いたことだけを実践して、上記のように結果を出すことができました。
誰にも読んでもらえない記事をたくさん書くよりも、たくさんの人のためになる優秀な記事を書くことをぜひ意識してみてくださいね。
他にも「ビジネスのノウハウを知りたい」という方は、以下で私が実際に経験した事例をまとめていますのでよかったら参考にしてみてください。
[sitecard subtitle=関連記事 url=https://funsense.co.jp/business/]