クラウドソーシングは「クラウドワークス」と「ココナラ」を利用しています。
私はどちらのサービスも主に依頼者(クライアント)として5年以上のヘビーユザーで、過去の依頼実績は数百件はあります。
そこで本日のテーマは、
- どちらのサービスが応募が来やすい?
- どちらのサービスが優秀な人がいる?
- どうやって依頼をすれば良い関係で仕事ができるの?
というクライアント側からの観点でお送りしたいと思います。
あくまでも利用者としての意見となりますので、受注者(ワーカー)向けの記事ではありませんのでご注意ください!
会社の従業員さんは少数精鋭、できない部分をクラウドソーシングで依頼するようにすれば、かなりの大きな経費削減になると思います。
企業に依頼するのと同じ仕事を半額以下でお願いすることができるので、ビジネスをされている方には大きく幅を広げられるチャンスであることは間違いありません。
クラウドワークス(Crowd Works)の比較レビュー
まず最初にクラウドソーシングの最大手、クラウドワークスについて比較レビューをします。
業界最王手と言うこともあり、どんな依頼でもほぼ間違いなく応募が来るので、安定感があります。
かなり幅広いジャンルのサービスをカバーしているので、私も頻繁に仕事を依頼しているサービスです。
ランサーズもたくさん利用しましたが、クライアント目線で言うとコスパと人材が良くて、やりやすいのは間違いなくクラウドワークスでしょう。
クラウドワークスで利用したいサービス
クラウドワークスでは、ワーカーのプロフィールを見て仕事の依頼をすることも可能ですが、基本的にはクライアントが「〇〇と言う仕事をお願いします」と言う依頼を出すのがおすすめです。
一般的な求人募集に似ている形ですね。
なので、たくさん来た応募の中から好きな人を選んで仕事を依頼することができることがメリットになります。
それを踏まえるとクラウドワークスでは以下のような業種の利用がおすすめです。
- ライティング・記事作成
- Webシステム構築
- ホームページ制作
まず、クラウドワークスで最も人気がある仕事がライティングの仕事です。
ライティングは在宅ワークの最も基本的な仕事の1つですが、クラウドワークスの依頼数が最も多いことでライターさんの数も多いようです。
また、クラウドワークスにはフリーランスの方が多いので、アプリの開発やシステム開発など通常は多額の費用がかかるものを安価で発注することができます。
Web制作の基本であるホームページやECサイト、ブログ制作も人気があります。
クラウドワークスのメリット・デメリット
クラウドワークスのメリットとデメリットとして感じたことは以下の通りです。
クラウドワークスのメリット
- プロの仕事が依頼できる
- 業者に依頼するよりも安価
- サービス幅が広いので気軽に募集できる
まず、クラウドワークスにはフリーランスの人が多いので、クオリティの高い人が多く存在します。
業者に依頼するよりも半額〜7割くらいの金額で同等クオリティで仕事依頼が可能です。
また、業界最大手なのでワーカーの数が多く、どんなジャンルの仕事でもできる人がいます。
クラウドワークスのデメリット
- 仕事のクオリティが低い人も多い
- 連絡がつかない、ドタキャンが割とある
- ワーカーとトラブルになりやすい
1番のデメリットは仕事のクオリティが低い可能性が高いこと。
もちろん非常に優秀な人も多くいるのですが、誰でも登録ができるので、自分でも作れるような成果物が納品されることもあります。
修正ばかりで仕事にならないとよくないので、募集の際は適当に採用をせずにしっかり判断することが重要です。
また、お互いに顔が見えない関係なので、人によってはコミュニケーションにマナーの無い人もいます。
クオリティの高い人に仕事を依頼したい場合は、クラウドソーシングではなく高い給料を払って採用をすることが必要かも知れません。
フリーランス採用ができるクラウドテックという仕組みもあるので、お金が少し高くなってもクオリティを求めたい方はこちらの利用がおすすめです。
クラウドワークスで気を付けたいこと
クラウドワークスを利用していてよく感じるのは、メールでのやりとりだけなので話が伝わっていないと言うパターンが多いこと。
これ、副業感覚で適当にやる人も多いので、あまり真剣に読んでいない場合が多いです。
そのため連絡をする時はかなり細かく意識して書く必要があり、その作業に時間が取られます。
プロのフリーランスが多い反面、困った人も一定数いるので人選びには慎重にする必要があります。
良い人さえ契約できればすごくコスパの良いサービスです!
ココナラ(coconala)の比較レビュー
次に「スキルを売れるフリマ」と言われるココナラについて比較レビュー。
その名前の通り、自分が持っているスキルを販売できるサービスとなっています。
イラストを販売する人が多いですが、知識・スキル・経験を販売するということで、ジャンルの幅はかなり広いです。
ココナラのようなスキルシェア系サービスもとても多くありますが、ほぼココナラの1強と見て良いと思います。
ココナラで利用したいサービス
ココナラは一般的なクラウドソーシングとは少しシステムが異なります。
クラウドワークスは、私たちクライアントが「○○というものを作ってください」という仕事の依頼に対して応募が来ます。
ココナラはそれが逆で、「私は〇〇という商品を販売しています」という自分のスキルを販売するシステムです。
なので、自分がやりたいことに対して、評価の高いプロに仕事をお願いできるということがメリットになります。
私がココナラでおすすめする業種は以下です。
- イラストレーター
- 専門家(音楽家・占い師など)
- コンサルタント
まず、イラストレーターをおすすめする理由は、「ココナラ」の最大の売りがイラストだからです。
デザイン系の方は本当に優秀な人が多く集まっている印象があります。
それと、専門家に仕事を依頼したい場合もおすすめです。
優秀な人ほど自分から仕事を申し込む必要がないため、依頼を受けるスタイルのココナラを利用しているケースが多いです。
コンサルタントはピンポイントで自分がやりたいことにマッチしている人を探せるので効率が良いと思います。
ココナラのメリット・デメリット
ココナラをクライアントとして利用して感じたメリットとデメリットもまとめておきます。
ココナラのメリット
- 出品者が多いので自分に合ったサービスが選べる
- 価格が格安の500円スタート
- 匿名でやり取りできる
この辺りが感じたメリットです。
技術はまだ勉強中だけどお手頃な価格で引き受けてくれる人も、プロとして活躍している本格的な人もいるので、用途や予算に応じて適切な人を見つけることができます。
匿名でのやり取りもできるので、気軽に依頼をできるのも良い点です。
ココナラのデメリット
- 取引完了まで時間がかかる人が結構多い
- 出品者の実力の差が大きい
- サービスが多過ぎて探すのが大変
やりとりをしている中で感じたデメリットがこんな感じです。
フリーランスよりは副業としてやっている方が多いので、作業が素人っぽい、時間がかかる人も結構います。
レビューが少し曖昧なので、「出品者のランク」を意識することでトラブルは回避しやすいです。
ココナラで気を付けたいこと
どうしてもワーカーの実力にばらつきがあるので、プロ意識の低い方にお願いすると、トラブルに巻き込まれかねません。
そして、ワーカーがクライアント(依頼内容)を選ぶ傾向があり、音信不通になったりしても評価されないシステムなので、ドタキャン率は私の経験上最も高いです。
回避方法としては、依頼する前に「出品者のランク」や「評価」、「サービスの条件」などは確認するようにしましょう!
具体的に作業の日程を決めて仕事をしてもらうことも重要です。
あとはコミュニケーションがある程度取れる方だったら大丈夫だと思って依頼をしてみるしか無いかなと思います。
ある程度高い金額を払って人気のある方にやってもらうもよし、まだあまり実績のない格安でやってくれる人を探すもよし!
用途はいろいろですがとにかく便利で助かるサービスです。
クラウドソーシングをビジネスに有効活用しよう!
以上、クラウドワークスvsココナラ比較レビューについて解説させていただきました。
クラウドソーシングの発展で、今までは決して繋がることができなかった個人の方に仕事の依頼ができるのはありがたいですよね!
過去にあるシステムの構築でいくつかの会社に見積もりを取ったのですが、どれも100万円以上と言われて高いな〜っと思っていました。
その時にクラウドワークスで募集したらたくさんの応募が来て、どれも10〜20万円台の見積もりだったことがあります。
世の中には知っているだけですごく得することがたくさんあるので、ぜひ色々な可能性を試してみてくださいね。
他にも「ビジネスのノウハウを知りたい」という方は、以下で私が実際に経験した事例をまとめていますのでよかったら参考にしてみてください。
[sitecard subtitle=関連記事 url=https://funsense.co.jp/business/]