皆様、こんにちは!
ファンセンスの杉本です。
以前はネットショップで会社を経営していると言うと、「なんか怪しいビジネスでもやっているのか?」といった感じで見られることが多くありました。
最近は多くの企業さんがネットショップ展開されていますし、一般的にも広く認知されて、ようやくビジネスとして認められるようになったのかなと感じています。
むしろネットショップ初期段階からの実績が生きてきて、色々な方からアドバイスを求められるようになり、そのおかげでコンサルティングの依頼も増えて面白いものだな〜と。笑
今回はそんな中で、私が実際に一緒にお仕事をしたり、アドバイスをさせていただいている方や企業さんの中で、年商1億円以上の販売実績を出されているところのみに焦点を当てて少しご紹介したいと思います。
ネットショップ運営を始めたい方、販売実績をあげたい方などの参考になれば幸いです。
成功しているネットショップにある7つの共通点
まず最初にネットショップ運営で心がけるべきことの中でも絶対的に必要なものは「基本」と「継続性」の2つです。
同じ商品を売っていたとしても、売り方ひとつで10万円しか売れない店舗もあれば、100万円売る店舗も、1000万円売る店舗もあります。
実はそれらの店舗の差というのは「基本」と「継続性」の違いしかなく、
・お客さんのデータをしっかり確保して、リピーターにつなげる努力をしている
・お問い合わせメールや電話での対応をしっかりしている
・商品ページの更新を定期的に行ってお客さんを飽きさせない
など、話を聞けばどこでもやっていそうな「基本」の部分が他社よりも少し精度が高かったり、お客さんが「こういうのあったら便利だな〜」と思っている部分を理解して実践できていたりするくらいの差です。
具体的に言えば、
・アマゾンのようにワンクリックで簡単に注文できるようなシステムを導入してお客さんに手間をかけさせない
・途中でカート離脱してしまったお客さんの状況を調べてフォローアップする
・ポイントやクーポンを発行してリピーターを獲得する
といったことが、1年2年と年を追うごとに細かいことが足し算のように売り上げの変化につながってくるのがECという事業です。
ネットショップだけではありませんが、物やサービスの販売には「商品」と「集客」と「接客」の総合力が必要です。
アマゾンや楽天市場、ヤフーショッピングなどのECモールでは、集客も接客もモールが担当してくれますので、商品だけあれば売れるという特徴があります。
その代わりに高い手数料を支払うわけです。
ただ、ネットショップを本当に成功させている企業の場合は、独自の世界観を出しつつ、お客さんとの関係性をしっかり作っていくと言う「継続性」がしっかりしているので、これらの大手モールよりも自社サイトが成功することが多いです。
そうすると高い手数料を支払うことなく、たくさんの商品が売れることになるので、利益もたくさん出ると言う仕組みです。
だからこそ、「基本」をしっかりしつつ「継続性」を持って地道なことを続けていく必要があるのです。
品質や機能よりも、お客さんが欲しいものを、欲しい時に、適正価格で販売できるかどうか。
また、作り手の工場を訪れたり、話し合いをしたり、消費者の声を伝えたりして関係性を深めているかどうか。
これこそが、良いネットショップかどうかのポイントだと思います。
以下のリストは、実際にネットショップを運営し年商1億円以上を達成している企業が持っている「プラスα」を選んだものです。
これらのことをすれば確実に売り上げが上がるとは断言できませんが、ほぼ伸びるとは思いますのでよろしければご参考になさってください。
1、時代や流行り、商品の特徴に沿った集客が上手い
例えばインターネットの時代において、以前主流だった紙媒体に広告費を払うことは効果が薄く、お金の浪費になる可能性が高いです。
広告としてSNSを使う場合でも、なるべく話題になっているやり方、勢いがあるものを使って誘導するだけで、同じ努力をしても何倍も成果が変わります。
商材の適性をしっかり考えて、フェイスブックなのかインスタグラムなのかYoutubeなのか、効率の良い方法を選ぶことはとても重要です。
2、○○ならば当店が1番!という商品を持っている
どんなに集客がうまかったとしても、商品に知名度や魅力がなければやはり売れません。
だからと言って片っ端から何でも取り扱うお店は結局ECモールには勝てなくなります。
何でも屋ではなく何かに特化した専門店にすることで商品の質を上げ、需要を増やすことができます。
売上が急激に伸び始めるのは商品を絞ってからのことが多いです。
3、インターネット検索に有効なSEO対策をしっかりしている
グーグルのアルゴリズムは毎週のようにアップデートされます。
このアップデートに対する対策をしっかりしなければ、だんだん検索結果に表示されなくなっていきます。
言ってしまえば、SEO対策会社はこのグーグルの変更に伴う修正をすることが仕事の大半を占めています。
古いやり方だと努力すればするほど、グーグルから逆にペナルティを与えられてしまうこともあるので、常に最新の対策をしていることが必要になります。
4、本店に最大限の力を入れている
アマゾンやヤフーショッピングが売れることは当たり前です。
売れるからと言って気分を良くして、どんどんクーポンやポイント倍率を上げる企業を見かけます。
でもそれは、ECモールへ支払う手数料を増やすために努力しているのと一緒です。
大手のECモールと名前も知らない自社サイトで同じ商品が同じ値段で売られていた場合、誰も自社サイトからは購入しません。
売りたいと思う場所にこそ、ポイント10倍やクーポンの発行など、よりお得な情報を入れて集客につなげていく必要があります。
5、他社がやっていない便利なシステムが入っている
ネットショップのレベルを少し上げることが、飛躍的に売上を上げる要因になる場合があります。
・カゴ落ち対策をすると平均6%程度の顧客が商品を買ってくれる
・リアルタイム注文状況でサイトに賑わいを出すことで購買率が伸びる
・定期購入・送料無料・セット商品販売の仕組みを導入することでリピーターを囲い込む
・商品ページからページを遷移せずすぐに決済ができる
など他社が一般的にはあまりやらないことをすると、小さい結果が積み重なりとても大きいものになります。
6、100%返金保証制度を導入している
これは実は本当に有効な方法で、多くの会社が嫌がるのですが、「気に入らないから返品したい」などのお客さん都合の返品でも受け付けるというものです。
簡単に言うとアマゾンの販売のスタイルを真似ることです。
これをすることで売上の増加率は25%以上あり、返金率は1%程度なので、やったほうが明らかに利益は見込めます。
7、商品のことをよく理解している
Google Search Consoleで、どのようなキーワードで流入があったのか、クリック率や購買率はどのくらいかなど、データをしっかりとってまとめているところはリスクが極端に下がります。
ネットショップは商品を増やすことよりも今ある人気商品をより多く売ることが売上向上の近道です。
どんぶり勘定でなんとなくのセールや割引などをしているショップは損失も大きいと言うことに気付いていません。
商品を販売することと同じくらい力を入れるべきなのが、商品をよく知り、どこに需要があるかを調べることです。
年商1億円を超えた時の利益は?
良いネットショップでも、売上をしっかり立てないと運営が難しくなってしまいます。
なぜならば、例えば物販業の場合、1億円の売り上げがあったとしてもその利益の平均は1000万円程度のことが多いからです。
ライバルが多く、薄利多売になりやすい業界だからこそ、とにかく売れるネットショップにしていかないといけません。
売れるネットショップを作っていく為に必要不可欠なことが以下のリストです。
1、品質・性能・機能性がある商品を取り扱っている。
2、商品の希少性を高いものを販売している。
3、長期間、たくさんの商品を売っている。
4、ホームページやブログ等を複数用意し、更新を続けている。
5、受賞実績・ランキング・有名人からの推薦を取り付けられている。
6、リリース配信をして、メディアに掲載されている。
7、口コミ・レビューの数が多い。
これらが充実しているショップは間違いなくかなりの売上があります。
簡単なことではないですが、成功をする為にはこれらのことを成功するまでやり続けるしかありません。
<この記事のまとめ>
以上、年商1億円を超えた時の利益と成功しているネットショップの共通点をご紹介しました。
結論としてネットショップはアイディアよりも行動力や精神力が必要なことが伝わったかと思います。笑
サイトの運営は楽な作業ではありませんが、今後も間違いなく成長していく産業ですので頑張っていく価値があると思います。
今回の記事の内容は、定期的に開催している「ハワイ輸入ビジネス講座」にて講義させていただいておりますので、ご興味がある方はお気軽にお問い合わせください。
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