WordPressでブログやECサイトを作るときはサーバー選びが重要です。

私も様々なサイトを運営してきて、さくらのレンタルサーバー、ロリポップ!、エックスサーバーなど良いサーバーを探して転々としました。

そこで本日のテーマは、

  • パソコン初心者でも安心して使えるサーバーが知りたい
  • WordPressのサイトにおすすめのサーバーってあるの?
  • サーバーってどういうことかよく分からない

といった疑問をお持ちの方向けの内容となっています。

サーバーの性能や付属機能の違い、コスパの良いサービスなどが分かるようになります。

どのようなサイトを運営したいかに合わせて、最適のサーバーを選んでくださいね。

WordPressにおすすめのサーバーは【wpX Speed】

WordPress運営におすすめのサーバーは「wpX Speed」(エックスサーバー)です。

WordPressに特化したサーバーなので、むしろ他のものを選ぶ理由があまりありません。

wpX Speedが人気になっている理由

私は、「さくらレンタルサーバー」から始め、値段の安い「ロリポップ!」に移行し、サイトが拡大して「エックスサーバー」になりました。

そしてエックスサーバーの中でも、WordPressに特化した最新のサーバーである「wpX Speed」に移行しました。

「wpX Speed」とは、WordPress(wp)に特化したエックスサーバー(X)が従来のサーバーから約16倍スピードアップ(Speed)したという表現です。

高機能でコスパ抜群

私は現在6つのWordPressのサイトを運営しているのですが、それなりにサイトのボリュームも大きく、アクセス数も多いのですが、1番最低のプランでもメモリ使用率の平均は13%くらいです。

月額の利用料金が1200円なので、「さくらのレンタルサーバー」や「ロリポップ!」よりは少し高いですが、この性能であればコスパは抜群だと思っています。

実はこのくらいのアクセスでも、他の格安サーバーだとページ表示が遅くなったり、なかなか表示できないこともあったのですが、wpX Speedに移行してからはそのようなことは起こっていません。

WordPressに特化しているからスピードが速い

WordPressしかできないけど、WordPressだったらどこにも負けないというのがwpX Speedの売りです。

なので、WordPressの表示速度は国内No.1ということがデータで証明されています。

ウェブサイトは離脱を防ぐために速さが非常に重要ですから、これは非常に大きいメリットと言えます。

インターネットスピードが早ければ、この点は他の格安サーバーと比べてもそんなに差は出ないかもしれませんが、通信環境があまり良くない時にははっきりとした時間差が現れます。

人気と実績がある

エックスサーバーは利用者が多いというのもメリットです。

自分が困っていることは他の人も困っていることが多いので、何か問題が起きても高確率で情報を得られます。

また、不具合であればすぐに原因解明と修正をしてもらえます。

サポートも充実しているので、サービスを利用していて安心できます。

wpX Speedの優れているなと思ったサービス

wpX Speedは「初心者にも簡単にできる」ように設計されているように感じます。

今まで利用してきたサーバーに比べると、管理画面が非常にシンプルで直感的に操作ができます。

簡単にWordPressをインストール&編集できる

必要なほとんどの操作が管理画面のレフトバーにまとまっています。

インストールも一瞬で完了し、ファイルの編集やアップロードも管理画面内で完結します。

電話でのサポートも受けられる

サーバーの会社には電話対応は無いところが多いです。

メールですら「よくある質問」や「フォーラム」で解決してくださいなんて場合もあります。

その中で電話で親切に教えてくれて、メール連絡の返答も早いというのは利用者には有難いサービスだと思います。

バックアップも自動で取られている

エックスサーバーでは過去2週間分のバックアップが自動的に取られています。

ある程度のコストはかかりますが、必要に応じて依頼を行えばいつでもすぐにデータを復旧してくれます。

通常だとこの部分も自分でバックアップを取っておく必要があるので、分かりやすくて初心者でも安心して利用できると思います。

レンタルサーバー比較表

サーバー 運営 オススメ度 月額料金 特徴
さくらレンタルサーバー 1996年〜 ★★★ 524円〜 最も老舗。昔はほどんどの人がこのサーバーを使っていた。価格の割には高機能という印象。
ロリポップ! 2001年〜 250円〜 とにかく値段が格安。アクセスの少ない個人向けのサーバー。アクセスが増えるとすぐに重くなる。
エックスサーバー 2003年〜 ★★★★★ 1200円〜 サーバーのスペックが高く、高速で安定する。定番でおすすめのサーバー。

個人で小さいブログを運営したいなど、価格やコスパ重視の場合は「ロリポップ」でもいいと思います。

記事を多く書いていく、複数サイトを運営すると言う場合は「エックスサーバー」にしておくのがおすすめです。

基本的な機能はどれも十分に備わっているので、この部分は運営する予定のサイト規模に応じて決めると良いと思います。

少額ですがずっとかかってくるコストなので、慎重に決めるようにしましょう!

>>WordPress専用クラウド型レンタルサーバー『wpX Speed』

WordPress初心者が知っておくべきサーバーの基礎知識

よくサーバーとドメインという言葉を聞くと思いますが、初めての人はこれがよく分からないですよね?

これを簡単に言うと、サーバーというのは「土地」みたいなものです。

そしてドメインというのが「家(住所)」にあたるものとイメージしていただければOKです。

土地と家(住所)があればそこに住む(サイトを作る)ことができます。

サーバーのことを分かりやすく解説!

サーバーというのは実は4種類あります。

これは結論を言ってしまうとレンタルサーバーで問題ありません

私を含め、ほとんどの人がレンタルサーバーを使っています。

念のため簡単に解説をしたいと思います。

具体的な違いは、先ほどの家で例えるとイメージしやすいと思います。

  • レンタルサーバー(共有サーバー) → シェアハウス
  • 専用サーバー → 一戸建て
  • VPS → マンション
  • パブリッククラウド → バーチャル世界の家

レンタルサーバー(共有サーバー)

レンタルサーバーは複数のユーザーで1つのサーバーをシェアします。

みんなで共同生活をするイメージです。

ルールは色々とありますが、格安で生活することができますね。

専用サーバー

専用サーバーは1つのサーバーを専有できます。

一軒家なので他の人に影響されることがなく、家の中も自由にカスタマイズすることができます。

その代わり高機能なので価格も高く、メンテナンスのスキルも必要です。

VPS

VPSはサーバーの中に仮想のサーバーを作って、そこを専有できます。

自分に割り当てられている部屋があって、そこを自由にカスタマイズできますが、みんなで使う共有スペースはいじれません。

レンタルサーバーより他のユーザーの影響を受けにくいのが特徴です。

パブリッククラウド

パブリッククラウドはサーバーを自由に変更できます。

家を大きくしようと思えば自由に大きくできますが、その分の家賃が請求されます。

必要な時間だけ使って使用料金を抑えることができます。

ドメインのことを分かりやすく解説!

サーバー契約をする場合は必ずドメインもセットで取得する必要があります。

よくウェブサイトで見る、「○○○.com」とか「○○○.net」のことをドメインと言います。

サーバーとドメインをつなぎ合わせることで、あなただけのサイトが作れるようになります。

例えば、.comは「Company」、.netは「Network」、.orgは「Organization」の略なので、非営利団体のサイトには.orgが使われることが多いんですね。

ちなみにこのサイトは「funsense.co.jp」で、ドメインは.co.jpですが、これは「Company」と「Japan」の略で、日本の会社でないと取れないドメインなんです!

ドメインの取得はどこの会社でも問題はないのですが、ドメインとサーバーが他社同士だとネームサーバーというものを移行しないくてはいけないので少しめんどくさいことにはなります。

なので新規でもしwpX Speed(エックスサーバー)を使うならドメインもセットでエックスドメインから取得すると紐付けが簡単です。

>>格安ドメイン名取得サービス『エックスドメイン』

WordPressについて学べる本&学校

サーバーとドメインを準備したら、ブログやECサイトの運営をスタートすることができます。

いきなりやっても全然OKなのですが、少しやってよく分からなくて諦めてしまう人が多いのもWordPressあるある。

効率よくWordPressについて学びたいという方は、以下のものがおすすめです。

WordPressを勉強するのにおすすめの書籍

タイトルの通り、WordPressに関する1番優しい本。WordPressを初めて経験する初心者向け。本を見ながらサイト作成が進められるので、読み終わる時にはサイトが完成する。

実用性を重視し、WordPressに関する情報が幅広く網羅されている。WordPressの基本構造からテーマの自作までこの1冊で全てOKな中〜上級者向けの本。完全初心者には少し難しいが、個人でもビジネスでも使える内容。

WordPressを勉強するのにおすすめの学校

本やインターネットの情報だと、「最新の情報に対応していなかった」「実際の流れと違った」など予想外の問題に悩まされることもあります。

常に最新の情報で効率よく学びたいという方には「オンラインスクール」がおすすめ。

通うタイプの学校もありますが、私の経験上だとオンラインスクールの方が安くてレベルが高いです。

>>自宅で学べるオンラインのプログラミングスクール【TechAcademy】

快適なサーバーでWordPress運営をしよう!

以上、WordPressにおすすめのサーバーと基礎知識について紹介させていただきました。

サーバーはサイトの規模に合わせて、ページ表示の速さとセキュリティ対策がいいものを選ぶといいと思います。

私のように後から変更することもできるので、まずは安いところから気軽に始めるのも良いかもしれません。

ぜひ快適なサイト運営をしてくださいね!

「WordPressでブログやECサイト」を作成されたい方は、以下でWordPressの始め方に関するノウハウをまとめていますので、よかったら参考にしてみてください。

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