ECサイトの年商が○○万円達成しました!

というような文言をよく見ませんか?

年商○○万円と言われても、それがどのくらいすごいのかピンとこないですよね。

それに、「じゃあどうやったらそうなれるの?」という問いに答えている記事はほとんど見ることがありません。

そこで本日のテーマは、

  • どうすればECサイトの年商をアップさせることができる?
  • 実際に売れているショップと売れていないショップの違いを知りたい
  • 年商と利益の比率ってどのくらいが平均?

というお悩みを解決できる内容となっています。

よくある成功事例の紹介記事ではなく、実際にこうやったら売り上げがアップしたという経験に基づく解説となります。

是非、今後のECサイト運営の参考にしてみてくださいね。

ECサイトの年商を伸ばすコツ【4つのステップで解説】

ECサイト運営をしていくと、不思議と100万円、1000万円と大台を越える時には必ず「壁」にぶつかります

逆に100万円を越える仕組みを作れると、ポンポンっと1000万円近くまで伸びたりすることもあります。

そこで、それぞれの大台に達するためにはどのような販売をすれば良いのかをまとめてみました。

年商100万円を達成するショップの作り方

年商100万円のECサイト運営は、週に数時間程度の副業レベルで達成することができます。

ECモールやECサイト、フリマ&オークションなどの適正な場所で適正な商品を売るだけで達成できると思います。

需要のある商品であれば、ショップで売っているもの、ネットオークションで仕入れたものを販売するだけでも大丈夫です。

例えば、ヤフオクで仕入れた商品をアマゾンで販売するなど。

私がECサイトを始めたときは、ヤフオクで部屋にあったゲーム機や漫画を売ってできた10万円を資本金にしました。笑

そのお金で買ったものを販売して、さらに資本金を増やすという流れでビジネスになっていきました。

月に10万円程度販売して、2〜3万円の利益を出すことはそこまで難しいことでありません。

初めてECサイト販売をする場合は、まずはこの年商100万円を目標にしてみましょう!

年商1000万円を達成するショップの作り方

年商1000万円のECサイト運営は一般的なECサイトのクオリティを実現することで達成できます。

訪れたお客さんが購入を不安に思わないサイト構成や、しっかりした業者が販売しているというシステム(電話番号や住所、クレジットカード決済など)が必須になります。

個人事業主から法人へと切り替えるタイミングでもあります。

ネットで仕入れた商品の差額で儲ける「転売」ではなく、メーカーから「卸売」で仕入れをするようにもなっていきます。

商品は人気商品や有名商品を中心に扱いますが、特にこだわりはなくても達成できると思います。

例えば、様々なメーカーの商品をとりあえず片っ端から商品登録して売ってみるなど。

取り扱う商品を決めるために、とにかく販路を拡大して色々なことを試してみましょう!

こちらの詳細(月商100万円=約年商1000万円)については別記事にて解説していますので、以下を参考にしていただければ幸いです。

[sitecard subtitle=関連記事 url=https://funsense.co.jp/ec-100/]

年商1億円を達成するショップの作り方

年商1億円のECサイト運営はショップのこだわりと独自性を出していくことで達成することができます。

広げたカテゴリーを絞っていくことで専門性を出し、ライバル企業が参加できない人気商品を売ることが必要になります。

そのためにすることは、経費削減、SEO対策、広告、オウンドメディア対策など。

配送契約をしたり、仕入れ安くする交渉をしたり、システムを導入して作業効率化をしたり、自社の商品をPRするなどの企業努力をします。

商品は「横浜の焼売と言ったら崎陽軒」のように誰もが連想できるようなものを販売することが重要です。

具体的に言えば、日本市場での認知度が15%程度(100人中15人が知っている)の商品でシェアを取れれば、年商1億円を目指せると思います。

こちらの詳細(月商1000万円=約年商1億円)については別記事にて解説していますので、以下を参考にしていただければ幸いです。

[sitecard subtitle=関連記事 url=https://funsense.co.jp/ec-1000/]

年商10億万円を達成するショップの作り方

年商10億円のECサイト運営はブランドとして確立された商品をあらゆる経路を駆使して販売することで達成することができます。

大手企業に負けない戦略として、「多店舗経営」と「オムニチャネル化」が重要になります。

多店舗経営は、成長を続けるECモールに複数出店して、さらにその中でライバルとの競争に勝つこと。

オムニチャネルは、店舗でもオンラインでも好きな商品を好きな時に手に入れられるようなお客さんの利便性を追求する仕組みを作ること。

商品と会社の知名度は絶対条件で、できれば自社製品、他社の製品であればかなり有名なブランドでないと難しいと思います。

他社商品であれば日本市場での認知度が20%以上はある商品で、ライバルを圧倒して、独占的に販売できている状況で達成できるレベルです。

売れているショップと売れていないショップの違い

ECブームの到来で、今はなんと100万サイト以上があるのだとか。

でもその中の約9割が月商10万円以下と言われています。

他のサイトにはない特徴を出していかない限り、いつまで経っても売り上げが上げることは難しいでしょう。

ここでは、売り上げが上がらないECサイトにフォーカスして、最もよくある売れない理由を3つご紹介したいと思います。

自分中心的な商品選びをしている

商品を選んで買うのはお客さんということを常に意識しましょう。

自分がいいなと思う商品ではなく、お客さんが求めるものを販売することが重要です。

例えば自分がすごくファッションに興味があり、すごくセンスの良いブランドを販売しているけれど、それが売れないというケース。

もしかするとそれがかっこいいと思っているのは自分だけで、他の多くの人は買いたくないと思っているかもしれません。

大手アパレルショップはあえてあまりかっこよくないデザインの商品を作って販売したりします。

ショップに信頼感がない

買うのが不安になるようなショップからは商品を買いません。

顔が見えないECサイトだからこそ、よりショップの信頼度が重要です。

特定商取引法の記載など、ユーザーの不安が解消されるような情報をしっかり掲載するようにしましょう。

普通の人は安くて怪しいサイトよりも、高くても安心できるサイトで商品を買います。

ショップのコンセプトが定まっていない

ショップのコンセプトというのは非常に重要です。

コンセプトが迷子だとサイトに訪問してくれたお客さんも困惑してしまいます。

誰にどんな商品を売りたいのかをしっかり決めて、それに合ったサイト構成にしましょう!

コンセプトを明確であれば、少しずつお客さんとの信頼関係を構築していくことができます。

年商と利益率の理想的なバランス

物販販売の場合、一般的な利益率は約10%と言われています。

例えば売り上げが年商1億円だった場合、商品の仕入れや人件費、税金等の経費を差し引いた利益が大体1000万円になるということです。

よく、年商は10億円だけど収入は500万円みたいなケースもあるので、正直に言うと年商をあげることよりは、固定費を抑えてしっかり利益を上げることを意識しましょう。

私の経験上、10%の利益率を出すためには、実際の粗利は30%くらい必要です。

ざっくりではありますが、海外商品の場合は仕入れ価格の1.9〜2.3倍、国内商品の場合は仕入れ価格の1.7〜1.9倍で販売するとこのくらいの粗利になると思います。

ちなみに個人的に物販の理想と思うのは、アップル製品。

iphoneであれば、原価およそ25000円を10万円以上で売る、小さくて高額なので経費もかかりにくい、利益率もすごくて言うことなしだと思います。

あれだけ広告を打ったり、スタッフを採用したりしても全然余裕なわけなので、やはり仕組みは重要だなと感じますね。

ECサイトの年商は上限知らず!

以上、ECサイトの年商を伸ばすコツはいかがでしたか?

きっとサイトの規模が変わるごとに色々な問題に頭を悩ませると思います。

それぞれのステップで商品も販売方法も変わってきますから、一例として参考にしていただければ幸いです。

「売れるECサイトを作りたい」という方は、以下でECサイトに関するノウハウをまとめていますのでよかったらご覧ください。

[sitecard subtitle=関連記事 url=https://funsense.co.jp/ec/]