ECサイトで売れる商品は意外と簡単に見つかります。

コツは自分がいいな〜と思っている商品ではなく、お客さんが欲しいものを販売すること!

そこで本日のテーマは、

  • ほっといても勝手に100万円売れる商品の探し方
  • ECサイトで売れた商品の個数を調べる方法

の2点を解説していきたいと思います。

売れる商品なんてないと思っている方、この記事を読めば実は売れる商品だらけだと言うことが分かるかもしれません。

チャンスはそこら中に散らばっているので、是非ECサイトで販売する商品探しの参考にしてくださいね。

ECサイトで売れる商品を探す3つの方法

今回のキーポイントは「ほっといても勝手に100万円売れる商品の探し方」と言うことでご紹介したいと思います。

広告をしたり、SNSやブログで頑張って集客をしなくてはいけない商品と言うのは、本当は「売れない商品」です。

大変な思いをして頑張って売るよりも、最初から売れる商品の方がよくないですか?

本日の記事はその辺りを深掘りして「普通に有料で販売されているレベルの情報」を暴露したいと思います。

Amazon売れ筋ランキングから売れる商品を探す

最初に、今はAmazonで売ってない商品がないくらいの規模なので、Amazonの売れ筋ランキングを見ればその商品が市場でどのくらい売れるか分かります

ジャンルによっても少し異なりますが、ジャンルランキングが10万位くらいの場合、その商品は概算で10万円程度の売り上げがあります。

このランキングが5千位〜1万位くらいだった場合、その商品は概算で100万円程度の売り上げがあります。

実際に私が販売している商品で具体例をご紹介します。(よかったら買ってくださいね。笑)

こちらの塩味のマカダミアナッツは食品ジャンルで19649位で、売り上げが664,377円/30日です。

こちらのガーリック味のマカダミアナッツは31652位で、売り上げが252,954円/30日です。

こちらのハニーロースト味のマカダミアナッツは97293位で93,483円/30日です。

これらの順位と売り上げの関係性を見ていただくと、だいたい比例していてデータが正確なことが分かります。

ちなみにAmazonランキングは各商品ページをスクロールダウンしていくとページの下の方にある「登録情報」で確認することができます。

ここに順位が表示されていないものは過去に売れたことのない商品です。

関連商品×連想×環境を利用して売れる商品を探す

次に、話題の商品や人気商品には特に有効で、「〇〇がブームだから△△が普段より売れるだろう」という推測をもとに商品を探す方法です。

過去の販売実績に従って商品を仕入れるので、あまり失敗することもありません。

関連商品を利用した例

iPhoneの新モデルが発売された→新しいiPhone用のケースが発売されるだろう→前回モデルで人気のあったケースを仕入れて販売する

連想を利用した例

Amazonのマーケットが拡大した→通販の梱包する件数が増えるだろう→格安の段ボールを製造して販売する

環境を利用した例

この記事を書いている今は、コロナウィルスで外出自粛が要請されています。

家にいる人が何を買ったのかを考えることで売れ筋の商品を事前に仕入れて販売することも可能です。

ちなみに自粛要請以降にAmazon売れ筋ランキングで人気が急上昇してベストセラー1位になった商品には、宅配ボックス、ボードゲーム、スマホ画面をTVに写せる変換ケーブル、ウェブカメラ、筋トレグッズなどがあります。

自分の環境に当てはめてみるとなんか想像がつきますよね!

とにかく売ってみることで売れる商品を探す

最後の3つ目は、とにかく商品を売ってみることで、そのうちの1〜2割くらいの商品は売れるというやり方です。

メーカーと契約して販売をするような物販ビジネスではなく、「せどり」や「転売」と言った価格差で儲ける方法には適しています。

私が過去に成功した例としては、アップルとビジネスパートナーシップを結んで商品が2割引きくらいで買えるようになったので、アップルのウェブサイトで販売している商品を全て販売してみたところ、1週間に10個以上売れる商品がいくつか見つかりました。

以下の商品はその時に発掘したものの1つです。

Amazon.comでは$12.44で売っている、「SCR3500 Smartfold Smart Card Reader」ですが、日本のページでは4944円ですね。(この記事公開後は下がるかもしれません。笑)

>>amazon.comのページ

>>amazon.co.jpのページ

例えばこの商品小さくて送料も安いので1つあたり2500円の利益は出ますし、ランキングも5万位切っているので、月間5万円くらいは利益が出そうです。

そこで本題ですが、このような商品はどのくらいの割合で存在すると思いますか?

その答えが以下となります。

検索もされていて売れる商品

全体の約2%

100個商品販売をしてみると2個くらいはこう言った商品があります。

ほっといても毎月どんどん売れる理想の商品です。

検索されているけど売れない商品

全体の約5%

需要はあるけど、何か原因があって売れない商品です。

ちょっとしたテコ入れをすることで爆発的に売れるようになったりします。

検索されていないけど何故か売れる商品

全体の約10%

ニッチな需要を満たす商品なので、長期間にわたって販売が続くことが多いです。

ちなみに上記で紹介した商品はこのカテゴリーに入ります。

この画像を見て分かる通り、私が買っていたのは2014年です。

でも今の方が$2くらい安くなってますね。笑

検索もされないし売れない商品

全体の約83%

ほとんどの商品がここに属します。

半年以上売り上げがない商品などは販売を停止してもいいと思います。

ECサイトで売れた商品の個数を調べる方法【裏技】

実は販売された商品の数を調べる裏技的な方法が3つあります。

ランキング変動ツール(モノレート)を使って売れた商品の個数を調べる

※こちらのサービスは2020年6月をもって終了になりました。

これは有名なツールなのですが、一番手っ取り早く調べるには良い方法です。

検索窓にキーワードを打ち込んで、「グラフを見る」ボタンを押すだけなので操作も簡単です。

先ほどの「ハニーロースト味のマカダミアナッツ」を例に検索をしてみます。

ネタバレをしますとこの商品がこの1ヶ月間(4月10日〜5月10日)で売れた個数は「21個」です。

グラフを見ると、商品が売れた時にランキングが上がっています

売れないと徐々に下がっていきます。

急激にランキングが上がったときは複数個売れた時です。

どうですか?

なんとなくいくつくらい売れているか分かりませんか?

ただ、このツール弱点もあって、1月に100個以上売れる商品だと推測がつきません。

あくまでも予想程度で見ておくと良いと思います。

Amazonのカスタマーレビューから推測する

ある程度販売実績のある商品でないとできませんが、レビューの数から販売個数を計算することができます。

商品やカテゴリーによって差はありますが、一般的にレビューをしてくれる確率はだいたい1%くらいです。

なので以下のような計算式で販売個数を割り出すことが可能です。

【レビュー数÷1(%)×100÷販売月数=販売個数】

「ハニーロースト味のマカダミアナッツ」の場合、取り扱い開始日(2015年6月)でレビュー数12個です。

12÷1(%)×100÷58ヶ月=20.689

たまたまだと思いますが、怖いほど当たってましたね。笑

ただこれも推測にはなるので、あくまで予想程度で調べてみましょう。

Amazonカートの在庫数から計算する

この方法が最も正確に販売数を確認することができます。

まず、調べたい商品をカートに入れます。

個数は1個でOKです。

次に、ショッピングカートページから「カートの編集」ボタンをクリックして、数量を「10+」を選びます。

空欄に「999」と入力して更新します。

すると、現在の在庫数が表示されます。

あとは、定期的に在庫数の変化をチェックしておけばその商品が何個売れたかを正確に調べることができます。

1週間くらいは在庫数チェックをするのがおすすめです。

1日、2日だけでは商品がたまたま売れたり売れなかったりするので正確なデータが取れないためです。

ECサイトで売れる商品をたくさん探そう!

以上、ECサイトで売れる商品の探し方についてご紹介させていただきました。

ECサイト運営には商品探しが欠かせません。

闇雲に商品を販売するのも良いですが、割りに合わないことも多いので、販売に慣れてきたら自分に合う商品をしっかりリサーチして売れるかどうかを確認してから販売するようにしましょう。

「売れるECサイトを作りたい」という方は、以下でECサイトに関するノウハウをまとめていますのでよかったらご覧ください。

[sitecard subtitle=関連記事 url=https://funsense.co.jp/ec/]